旧丸毛家屋敷きゅうまるもけやしき

旧丸毛家屋敷は、臼杵に点在している多くの武家屋敷の中の一つです。江戸時代からの建物をそのまま変えずに、残されていることから当時の武士やその他の身分だった人たちが生活していた様子をうかがい知ることのできる貴重な建物です。

旧丸毛家屋敷外観

建物の中は、一般公開されおり自由に拝見できるようになっています。

旧丸毛家屋敷入り口から
最終更新日:2021年1月2日
旧丸毛家屋敷までのアクセスと基本情報

日豊本線臼杵駅より県道33号線に沿って北へ100mほど進み万年渓を渡って、西へ川沿いを進みながら700mほど歩くと旧丸毛家屋敷の入り口が見えます。徒歩で10分程度。

駐車場は建物のすぐ隣にあります。

旧丸毛家屋敷駐車場
住所 〒875-0042 大分県臼杵市海添
電話 0972-63-1111(臼杵市教育委員会文化・文化財課)
拝観料 拝観自由
拝観時間 9:00~17:00 毎週火曜定休日
丸毛家の沿革

丸毛家は美濃国(岐阜県)の武士で、明智光秀の家臣である斎藤家の一族でした。本能寺の変の後、明智方に味方していた丸毛家は天正10(1582)年の山崎の戦いで豊臣秀吉に敗れたため流浪の身となります。

旧丸毛家屋敷039

1628(寛永5)年ごろ、丸毛忠勝の母方の祖母が稲葉一鉄の娘であったことから、臼杵3代目藩主の稲葉一通いなばかずみちから200万石で家臣に取り立てられ、明治維新まで、臼杵藩の上級武士として代々続いていきました。

旧丸毛家屋敷039

丸毛家屋敷は、最近まで普通の住まいとして使用されていましたが、江戸時代からの屋敷の姿がそのまま残されており、当時の生活様式を知ることのできる貴重な史跡として、1989(平成元)年に臼杵市によってに建物の解体修理を行い、1990(平成2)年に市の有形文化財として一般に公開されるようになりました。

旧丸毛家屋敷の見どころ

建物に入った瞬間から、およそ時代劇のセットかと思うような、江戸時代の武家屋敷そのものを体感します。

旧丸毛家屋敷土間

この時代、ある程度の身分が高い武士が暮らす屋敷では、お客をもてなす「表」の部屋と、家族ので生活する「奥」の部屋に分けられていました。

「表」は屋敷の中でも一番眺めが良く、静かな場所につくられています。旧丸毛家屋敷だと、「上の間」「次の間」「下の間」など。

旧丸毛家屋敷下の間

「奥」は生活の場として、日当たりの良い南向きの場所などにおかれます。「仏間」、「居間」、「茶の間」、「台所」など。

旧丸毛家屋敷仏間

武家や農家の台所といえばやはり、囲炉裏(いろり)や竃(かまど)が定番です。現在では、使用しているシーンを見ることは少なくなりました。

旧丸毛家屋敷囲炉裏、竃

時代を感じる流しの様子

旧丸毛家屋敷流し

「土間」から「下の間」まで続いてる様子には武家屋敷の風情を感じます。

旧丸毛家屋敷風情

陽の光がよく差し込む縁側。

旧丸毛家屋敷縁側

昔の建築様式は、どこか日本人特有の趣を感じます。

旧丸毛家屋敷006
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