龍原寺りゅうげんじ

龍原寺は大分県臼杵市大字福良にある浄土宗総本山知恩院末の寺院です。臼杵の寺町を代表する景観に欠かせない寺院の一つです。

龍原寺 山門

上臼杵駅から徒歩で約7分とアクセスも良く、臼杵八カ所霊場巡礼の第七番札所でもあります。

龍原寺 境内
最終更新日:2021年5月29日
龍原寺へのアクセスと基本情報

日豊本線上臼杵駅の改札を抜けて県道506号線を北東へ、途中の33号線と合流さらに北へ数十メートルほど進んだ右手に鎮座しています。徒歩7分ほど。臼杵市内の高い場所ならどこからでも望める、県の有形文化財である三重塔が目印です。

基本情報は以下

住所 〒875-0053 大分県臼杵市大字福良134-1
電話 0972-62-2717
拝観料 拝観自由
拝観時間 9:00~17:00
創建 慶長5(1600)年
開山 円誉
宗派/山号・寺号 浄土宗総本山知恩院末、山号は紫雲山(しうんざん)、院号は花楽院
臼杵八ヶ所霊場第7番札所。
本尊 阿弥陀如来
龍原寺の沿革

後陽成天皇ごようぜいてんのうの治世、江戸(駒込出身)の円誉上人により慶長5年(1600)に開山。

その後、円誉上人の高徳に感じた稲葉家初代藩主の稲葉貞通いなばさだみち公は、現在寺院が建つ古い呼名である”龍ヶ渕”にちなんで龍原寺を創建されます。

龍原寺 本堂

臼杵のシンボルとされる三重塔は享保2(1717)年に臼杵の工匠により聖徳太子像が寄進されお像を安置するためにお堂が建てられたのが始まりとされています。

龍原寺 三重塔

その後、天保12(1841)年に臼杵の名工高橋団内らにより10年がかりで三重塔として新たに建てます。内部に聖徳太子像を安置しているため、太子塔とも呼ばれています。

龍原寺の見どころ

県道を進んでいると右手に建つ荘厳な高麗門が龍原寺の目印になります。山門の鬼瓦には「⊕」マーク、薩摩の島津氏やキリスト教とは関係なく邪鬼払いの紋と考えられています。

龍原寺山門正面

山門の上部に掲げられている木目の美しい扁額。山号の紫雲山が刻まれています。

龍原寺山門正面

正面には威風堂々たる入母屋造の本堂。

龍原寺 本堂

蟇股には緻密で繊細な龍の彫刻が施されています。

龍原寺 蟇股の彫刻

境内は自然の美しさもさることながら、京都や奈良の木造古塔を参考として、臼杵の名匠・高橋団内が設計し安政五年(1858)に完成した大分県の有形文化財に指定されている三重塔は見ごたえがあります。

龍原寺 三重塔

言い伝えによると、暴れる龍の夢を見た円誉上人が後陽成天皇直筆の六字名号ろくじのみょうごうの軸を頂いて現地に行き、念仏を唱えて龍を昇天させたことで開基したとか。

寺宝として「龍の珠・鱗・爪」(非公開)が現在も残されているようです。

龍原寺011
龍原寺の御朱印

山門を入った右手に寺務所がありますのでこちらで頂くことができます。納経料300円。

龍原寺寺務所

朱で押された中央の三重塔の印が御朱印の華やかさを引き立てています。

龍原寺御朱印
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