満月寺まんがつじ

満月寺は大分県臼杵市深田にある寺院です。

石仏公園を挟んで向かいには国宝臼杵石仏があり、臼杵石仏を守護している重要なお寺とされています。

満月寺004

蓮城法師によって創建され、境内には日本一高い日吉塔や仁王像などの史跡が点在しています。

満月寺案内板
最終更新日:2021年1月2日
満月寺までのアクセスと基本情報

臼杵駅まえのバス停から「大分県庁前行」または「三重行」に乗り約20分ほど乗り「臼杵石仏」で下車します。バス停から南東に徒歩5分ほどで満月寺に到着します。レンタルサイクルを利用すれば約30~40分ほど。

住所 〒875-0064 大分県臼杵市深田963
電話 0972-65-3454
拝観料 拝観自由
拝観時間 情報なし
宗派/山号・寺号 日本山妙法寺、山号は紫雲山(しうんざん)
本尊 釈迦如来
満月寺の沿革

満月寺は真名野長者夫妻の意向により、中国の天台山からやってきた蓮城法師れんじょうほうしが創建したと伝えられています。

現在の満月寺本堂は昭和25年に創建されたものです。付近の発掘調査から鎌倉時代初めとそれに重なる室町時代の礎石建物そせきたてものであることがわかりました。

※礎石(そせき)とは建造物の土台(礎)となって、柱などを支える石のこと。土台や基礎のことをさします

満月寺002

江戸時代の書物「臼陽寺社考畧記きゅうようじしゃこうりゃくき」には「(満月寺)本坊の釈迦堂は、七間四面で礎石が二重になっている」と記されていて、満月寺は廃寺となる江戸時代初めまで「釈迦堂」という名称で残されていたことがわかっています。

満月寺鐘楼

臼杵石仏群から見て東に位置するこの建物は、中世の満月寺を構成する中でとても重要な施設の一つと思われています。

満月寺の見どころ

満月寺の境内には、実にたくさんの史跡が点在しています。

本堂の裏手に行くと1つの大きな塔が建っています。これは宝篋印塔ほうきょういんとうで別名日吉塔ひよしとうと呼ばれており、国の重要文化財に指定されています。宝篋印塔とは墓塔や供養塔などに使われる仏塔です。

満月寺日吉塔

高さは4.2mで基礎、塔身、隅飾、相輪で組み立てられており、13世紀後半に建立されたと考えられています。宝篋印塔の中では日本最高をほこります。

本堂を守護している一対の木原石仏きはらせきぶつ(仁王像)です。膝から下が地中に埋もれているために全体像はわかりませんが、右の阿形像あぎょうぞうは2.4m

満月寺仁王像阿形

吽形像うんぎょうぞうは2.2m。仁王像の鼻を削って飲むと疫病に効くといういわれから、両像ともに鼻が完全になくなってしまい、愛嬌のあるお顔になっています。鎌倉時代後期~室町時代前期に作られたと言われています。

満月寺仁王像吽形

臼杵市指定の文化財満月寺五重塔。塔の銘文から密教の僧、隆尊りゅうそんが正和四年(1315)に亡き父母のために造立したとされています。

満月寺五重塔

境内の南側には観音石仏が安置されています。この石仏は大分県に伝わる民話「真名野長者まなのちょうじゃ伝説」に関連した像で下の写真は真名野長者夫妻像となります。

満月寺五重塔

3体の像の一番左が、蓮城法師像れんじょうほうしぞう

満月寺五重塔
満月寺の御朱印

満月寺では参拝後、本殿の広縁ひろえんに御朱印が入った箱が置いてありますので、納経料300円を納めて頂くことができます。

満月寺五重塔

御朱印には国宝 臼杵石仏 守護寺との印が入っていました。

満月寺五重塔
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