興山寺こうざんじ

その歴史は真言宗総本山高野山(和歌山県)から始まっている”臼杵の高野山”こと興山寺。九州八十八ヶ所霊場の第28番札所および臼杵八ヶ所霊場巡礼第八番札所となっています。

興山寺扁額

明治には青巌寺(せいがんじ)と併合で由緒ある興山寺の名前が消えることを惜しんだ玄浄僧正が稲葉氏の協力を得て臼杵の現在の地に寺号を移し再興されたお寺です。

特に春、境内に咲く桜は見ごたえがあります。

興山寺本堂

住所

住所 〒875-0053 大分県臼杵市福良2366
電話 0972-63-0361
拝観料 拝観自由
拝観時間 特になし
宗派/山号・寺号 山号は高野山、本尊は無量壽如来
九州八十八ヶ所霊場28番札所
臼杵八ヶ所霊場第8番札所。

興山寺までのアクセス

興山寺までの道はちょっとした山登り感覚で修行僧にでもなった気分を味わえます。

日豊本線上臼杵駅の改札を抜けてすぐに右折します。臼杵川の支流、小河内川沿いの道を進んでいき、福良周辺で下の写真のような興山寺への案内板が立っている見えたら、その先は分岐地点で都度案内板が指示してくれますのでその通り進んでいきましょう。徒歩で25分くらいです。

興山寺本堂

興山寺 の見どころ

山の中腹にたっている興山寺への入り口。

興山寺入り口

参道周辺に生い茂る竹林、まっすぐのびる木々。興山寺までの参道を歩きながら深呼吸をすると、騒がしい心を静めてくれます。

興山寺入り口

山の山頂付近に広がる境内。

興山寺本堂1

向かって右側が本堂となっています。本尊無量寿如来が安置されています。

興山寺手水舎

左側に客殿。他に水子地蔵堂があります。

興山寺016

興山寺は小さな山の山頂にあるため、近くを散策すると臼杵市街地を通して臼杵湾まで望める場所がいくつもあります。よく晴れた日はこの場所はオススメです。

興山寺市街地

興山寺 の由緒

興山寺はもともと真言宗総本山高野山(和歌山県)に存在したお寺です。

天正13年(1585)の豊臣秀吉の紀州攻めにより、兵火が高野山に及ぼうとしたとき、秀吉と面会して高野山存続の保証を確約した人物が、真言宗の僧木食応其上人(もくじきおうごしょうにん)でした。

興山寺023

興山寺は天正18年(1590年)、木食応其が豊臣秀吉の帰依を受けて開基しました。その際、秀吉が後陽成天皇(ごようぜいてんのう)に奏請し「興山寺」の勅額が掲げられて、国家安泰などを祈る勅願寺となりました。

明治2年(1869年)に興山寺は青巌寺(せいがんじ)と合併し金剛峯寺となりました。

興山寺012

由緒ある興山寺の名前が消えることを惜しんだ山縣玄浄僧正が、稲葉氏の協力を得てこの地に寺号・寺宝を移し、興山寺がこの臼杵の地に再興されました。

高野山から移ってきたお寺(山号も高野山)として地元の人たちからは”臼杵の高野山”として親しまれています。

御朱印

客殿(寺務所)にて御朱印を頂くことができます。客殿正面には十一面観音が安置されていますので 御朱印を頂く際は是非お参りを。

興山寺寺務所 興山寺御朱印

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