参拝と御朱印
近年、神社やお寺への参拝も目的の1つとして旅行を楽しんでいる方も多く見かけるようになりました。
その土地に根付いた歴史や文化がわかる建造物や仏像は、人知れず魅力がありパワースポットとして紹介されてることもあります。そして中でも寺社を回って頂く「御朱印集め」が話題を呼んでいます。
現在は日本人のみならず、海外の方も御朱印帳を片手に寺社めぐりをしている光景もめずらしくありません。
このページでは、臼杵市の寺社で頂ける御朱印と一般的な参拝方法を紹介しています。

臼杵で頂ける御朱印
各寺社の詳細ページと共に、ご覧ください。
御朱印とは
御朱印とは、神社やお寺に参拝した際に頂ける書と印のことです。
寺社の名前やお経、ご本尊の名前や社名、訪れた日付などが墨で書き記されており、全ての御朱印が一見同じように見えても、実は各お寺、神社それぞれの個性や色があります。
また駅にある記念スタンプとは違い、基本的には社寺の職員や神職、僧侶、氏子などの手によって書かれるため、参拝者側では自由に押印ができません。
御朱印はお守りなどとと同じようにありがたいものです。旅行の記念にいただくとしても、神仏に敬意を払って、大切に保管しましょう。
臼杵八ヶ所霊場めぐり
御朱印を1カ所だけで頂くのもよいですが、臼杵のように神社やお寺が多く集まっている地域では、各寺社の個性あふれる御朱印を奉納の証として集めてみる楽しみもあります。
臼杵に来た際は是非この、臼杵八ヶ所霊場を巡拝してみてはいかがでしょうか。
御朱印ギャラリー
祭事や行事、四季の特徴を生かした御朱印があり、御朱印帳が賑やかになります。
神社の参拝方法

①鳥居の前で一礼
鳥居は人間(俗界)と神様(聖域)との結界という役目があります。最初に鳥居の前で一礼をします。

②参道を進む
参道の真ん中は神様が通る道なので、左右どちらかを歩くようにします。

③手水舎で清める
参拝前には手水舎でお清めをします。
- 1.柄杓(ひしゃく)を右手で取り、最初に左手を清める
- 2.柄杓を左手に持ち替え、右手を清める
- 3.再び柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受けて音を立てずに口をすすぐ
- 4.口をつけた左手をまた水で清める
- 5.柄杓を立てて、残った水を柄杓の柄にかけて清め、もとに戻す

④拝殿の前でお賽銭を入れる
投じる金額に決まりはありませんが、神様への感謝の気持ちを込めてお供えします。(※鈴があればお賽銭を投じてから鳴らす)

⑤拝礼(二拝二拍手一拝)
2回お辞儀をする(二拝)、2回手をたたく(2拍手)、最後に1回お辞儀(1拝)して拝殿から離れます。

⑥鳥居の前で一礼
最後境内を後にする際も鳥居の前で御神体の方向に一礼をして離れます。
お寺の参拝方法

①山門で一礼
お寺の山門の前で一礼をする。敷居は踏まないよう注意しながらくぐる。

②手水舎で清める
境内の手水舎でお清めをします。
- 1.柄杓(ひしゃく)を右手で取り、最初に左手を清める
- 2.柄杓を左手に持ち替え、右手を清める
- 3.再び柄杓を右手に持ち替え、左手に水を受けて音を立てずに口をすすぐ
- 4.口をつけた左手をまた水で清める
- 5.柄杓を立てて、残った水を柄杓の柄にかけて清め、もとに戻す

③お賽銭を入れる
静かに丁寧に投じます。お寺へのお賽銭は、仏様に感謝の気持ちを表す「お布施」という側面を持ちます。(※鰐口があれば鳴らす)

④合掌
指をのばして、手のひらを合わせて目を閉じます。1回お辞儀をして本堂を離れます。

⑤山門で一礼
山門から出るときも合掌して本堂に一礼します。
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