うすきめぐり用語集 な行
な
に
二王座(におうざ)
大分県臼杵市の南端部に位置する町。地名は、昔この地に祇園宮(現臼杵八坂神社)の仁王門が建てられていた事に由来する。阿蘇凝灰岩からなる20mの丘陵地で、切通しによって道が切り開かれ迷路のような城下町を形成している。旧真光寺、法音寺、善法寺、善正寺、蓮乗寺、香林寺、多福寺他、由緒ある寺院、武家屋敷が連なる。かつては春日局も住んだと伝わる。

二階崩れの変(にかいくずれのへん)
1550(天文19)年に府内(大分市)にある大友館で起きた大友氏の家督争い。大友20代当主だった大友義鑑は素行が粗く気性の激しい義鎮(宗麟)ではなく側室の子(塩市丸)を家督に据えようとしたが、義鎮(宗麟)の守役だった家臣が拒否して争いが起こる。結果、塩市丸とその家督擁立に力を貸した関係者は殺され、父である義鑑も深手を負い数日後に横死した。この事件により、義鎮(宗麟)が21代目当主になる。
大分県臼杵市の神社、お寺、史跡めぐりを中心におすすめ散歩コース、サイクリングコースなど詳しく紹介