静かな田園風景を楽しみながら臼杵石仏まで
- 移動時間(往復):約1時間20分
- 距離(往復):約10km
- 対象:サイクリング初心者向き(坂はなく終始平坦な道)
臼杵市内から臼杵川上流へさかのぼり、臼杵の代表的な観光地である深田の里、国宝臼杵石仏までのサイクリングロードをご紹介します。

国宝臼杵石仏
通常のコース
臼杵石仏へ自転車で向かう道は国道502号線を通る方法が一般的で最短距離です。徒歩だと1時間ほどかかりますが自転車であれば、30分ぐらいで着きます。
しかしそこは国道ですので、大型トラックをはじめ自動車、バイクともにガンガン走ってます。時間に余裕がありのんびり楽しみたい方はおススメコースで走ってみてください。
おススメコース
こちらのサイクリングコースは、国道502号線と臼杵川を挟んでほぼ並走している市道を走ります。
市道は交通量が少ない上に、のどかな田畑が続く道となっているので、ゆっくり自然を満喫することができます。
ルートは以下のマップを参考にしてください。
分岐ポイントはピンクのピンです。市内から南西に片道約5kmほどの距離で、全て平坦な舗装路となっていますので通常のママチャリ、シティサイクルでも十分楽しめるコースです。
臼杵市内からスタート
まずは市内の中心にある畳屋町から臼杵川の三角州に架かる住吉橋と松島橋を渡って市浜方面へ進みます。

市浜地区へ架かる赤い松島橋
臼杵川を上流に向かって走ること10分ほど、前田、門前地区あたりまでくると臼杵ののどかな田園風景が広がります。

のどかな田園風景
臼杵川沿いは気持ちの良いコース
臼杵川の川べりには、四季に合わせて様々な花が咲いており、自転車を止めて、しばらく鑑賞に浸れるのもサイクリングの魅力の一つです。

臼杵川リバーサイド
途中通りかかる臼杵市家野地区の地形は台地になっており、のんびりとした田園風景が続きます。

臼杵市家野地区
臼杵川沿いを走って20分ほどで、正面左に見えるのは臼杵川に架かる家野橋です。

家野橋手前
国宝臼杵石仏到着
家野橋を渡ると国道502号へ出ます。500mほど市内方面へ少し戻った先に見える深田の里のシンボル深田の鳥居です。

深田の鳥居
佐藤サイクルという自転車屋の前のT字路を右折していきます。

国道502号 臼杵石仏前の分岐
そのまま真っすぐ進むと見えてくる、右手の建物が地元でとれた野菜をはじめ郷土料理などを提供している石仏会館、左手は石仏関連のガイドなどを手掛ける石仏事務所です。

石仏会館前
石仏事務所前に駐輪スペースが確保されていますので自転車を駐輪しても良いし、石仏公園は広いのでそのまま自転車をこいで公園内を回ってみてもよいかもしれません。

石仏会館前
国宝臼杵石仏があるこの一帯は石仏公園として整備されています。
毎月第1日曜日にはひゃくすた(百姓ニュースタンダードの略)という無農薬、化学肥料無使用の地元でとれた野菜を活かした朝ごはんや漬物などの加工品を販売するイベントが開催されています。

臼杵石仏公園の景観
城下町、武家屋敷が多く立ち並ぶ臼杵の町とはうって変わり、市内から少し離れた山や森、田園風景を楽しむサイクリングコースを紹介しました。
大分県臼杵市の神社、お寺、史跡めぐりを中心におすすめ散歩コース、サイクリングコースなど詳しく紹介