臼杵の観光名所、風連鍾乳洞ふうれんしょうにゅうどうまでポタリング

距離(往復):約45km
時間(往復):約3時間
コース:行きは県道633号線臼杵南小学校から野津町八里合あたりまで1%程度の緩やかですが、長い勾配が続きます。国道10号線は車多めですが風連鍾乳洞入り口まではほぼ平坦な道です。

 
風連鍾乳洞

風連鍾乳洞

 

風連鍾乳洞ふうれんしょうにゅうどうは臼杵最大の観光名所の1つです。市内中心部から約25km南西、臼杵市野津町泊という場所にあります。

 
風連鍾乳洞

風連鍾乳洞入口

   

国の天然記念物に指定されているだけあって、休日は県内、県外からの観光客でひしめきあいます。

   

一般的にはサイクリングで鍾乳洞へ行ってきたという話はつゆぞ聞きません。

   

仮にレンタルサイクル(ママチャリ、シティサイクル)では市内中心部2~3km以内にある史跡を周るには良いですが、20kmオーバーの距離を目的地まで走るとなると話が変わってきます。これをレンタルサイクルでこなすのはかなりの強者?でしょう。

   

なのでスポーツバイク(ロード、クロス、マウンテンバイクetc..)で変則ギアが付いている自転車で走ることをお勧めします。

   

今回は臼杵市内から鍾乳洞まで自転車走った場合のポイントなど詳しく解説していきます。

 
   
今回の走るコース

ピンポイントでの激坂はありませんが、県道633号線を南下する際に臼杵南小学校から野津町八里合あたりまでは緩やかな上り坂が続きます。

分岐箇所がいくつかありますが、基本的には県道633号-->国道10号の流れで走るので、グーグルマップで見ても分かり易いコースです。

全体的なルートは下のマップを参考にしてみてください。

 
途中までは臼杵石仏コースでまったり走る
   

市内からは臼杵石仏のコースで深田周辺までを走ります。グーグルマップで最短距離で検索すると、国道502号線を通りますが、車通りが多いのであえて臼杵川沿いの裏コースで走ります。

以下のコースを参考にしてみてください。

 

下の写真はちょうど臼杵川を渡って掻懐かきだき地区から国道502号線に出たところです。

国道502号線に出たところ

国道502号線に出たところ

南都留郵便局を過ぎると、国道502号線から分岐して県道633号線がスタートしているのがわかります。

 
県道633号線スタート地点

県道633号線スタート地点

そのまま県道633号線を走り始めると、最初は広大な田畑のオンパレード。自然を感じながら気持ちよくライドするのもつかの間、20分もすると飽きてきます。。

広大な田畑が続く

広大な田畑が続く

この先国道に合流するまで、小さな集落程度の民家はありますがもちろんコンビニやおしゃれなカフェなどはありません。ソロで走る場合は基本的に超ヒマです。

独り言をいってみたり、歌を口ずさむなど時間をつぶす方法を考慮する必要があります。

果てしなく続くよどこまでも

果てしなく続くよどこまでも

気付くと徐々に緩やかなのぼり坂になっています。これが県道204号線の合流ポイントあたりまで続くのです。

大泊地域

 
県道204号線との2つの分岐ポイント

下の写真は左から来ている県道204号線と合流します。左折すると津久見方面へ。ここは脇目もふらずに真っすぐ県道633号を進んでいきましょう。

津県道204号線との分岐

県道204号線と合流ポイント

合流後にわかりずらいのは、県道633号線を走っているのに道路標識は県道633号線じゃなくあとから合流した県道204号と書かれていること。

一瞬、道間違えたかな?と思って停車。アタフタしながら、再度マップを確認してしまいますが、あっています。

風成港付近

我が物顔の県道204号線

そして2つ目の分岐は合流した県道204号線がふたたび県道633号線と別れます。正面の県道633号線の方を進みます。

ふたたび県道204号線分離

ふたたび県道204号線分離

途中通過する、九重塔くじゅうのとう金明孟村竹きんめいもうそうちくも臼杵を代表する観光名所です。余裕のある方はこちらもおすすめです。

風成港付近

九重塔と金明孟村竹

長かった県道633号線が国道10号と合流します。佐伯方面へ進みますが、ここはやはり国道。交通量が一気に増えますので、注意が必要です。

深江港付近

国道10号合流

道は狭いし、結構車も飛ばしてます!国道だからそりゃそうだ。

交通量の多い国道10号線

交通量の多い国道10号線

国道10号線をひた走ること20分ほど。泊神社を過ぎたあたりから風連鍾乳洞への標識が現れますので、これを左折していきます。

風連鍾乳洞への標識

風連鍾乳洞への標識

風連鍾乳洞到着

国道の入り口から緩やかな坂を上ること5分。風連鍾乳洞駐車場に到着。

風連鍾乳洞駐車場

風連鍾乳洞駐車場

家族連れ、カップル、ツアー客の団体さんが多めです。

鍾乳洞入り口前

鍾乳洞入り口前

入り口

入り口

入場料は大人1,000円(高校生含む)、小人700円(小・中学生)です。団体割等もあるようです。一周ぐるっと回ると30分ぐらいでしょうか。

鍾乳洞見学1

鍾乳洞見学1

洞窟内はヒンヤリ自然の冷房が効いていますので快適です。特に片道20km走ってきたチャリダーの体をアイシングしてくれます。

鍾乳洞見学2

鍾乳洞見学2

まとめ

以上をトータルしてまとめてみると

  • 市内から風連鍾乳洞まで自転車で走る人は皆無
  • ママチャリよりもスポーツタイプの自転車で走る
  • 県道633号線は緩い坂と退屈すぎる山道との戦い
  • 国道10号線は、自動車、オートバイのオンパレード
  • 鍾乳洞に入れば、自然冷却装置でヒットポイントが回復

ただ、走り切った後の達成感はかなり感じます。体重60kgの人が15.1km/時の速度で180分間走ったとすると、運動強度は5.8メッツで消費カロリーは1096kcalの計算です。

心地よい疲労感を感じながら、ライド後に飲むビールは格別においしいこと間違いなし!

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