自転車こいで深江のアマビエ苔アートを見に行く
距離(往復):25.2km
時間(往復):約2時間
最大勾配:9%
コース:深江付近の坂の傾斜がキツイが自転車押せばOK!あとはほぼ平坦。平日は大泊郵便局辺りまでは大型のトラック多め。(恐らく臼杵造船所が途中にあるためと思われる)

アマビエ苔アート
節約と運動を兼ねて自転車で臼杵市内から長目半島(ながめはんとう)の深江までアマビエの苔アートを見に行くコースを紹介します。
紹介といっても、分岐の少ないほとんど真っすぐに伸びた県道を走るので迷子になる心配はありません。
そして何より、県道707号は海に面したオーシャンロードなのでチャリダーにとっては最高のライディングになります。
今回の走るコース
注意点としては市内から大泊郵便局付近の津久見方面と深江方面に分かれる分岐ポイントまでは道幅が狭く車が多めなところです。平日は深江方面に向かっていると、津久見方面から来た大型トラックとポツポツすれ違うことがあります。
終盤の深浦トンネルを抜けたあたりから、傾斜のある坂が少しありますが全体的に平坦な道が続く、チャリンコ愛好家向けのコースです。
全体的なルートは下のマップを参考にしてみてください。
臼杵市内から大泊地区まで
臼杵の代表的な観光スポットである八町王路商店街を抜けていきます。映画”オールウェイズ3丁目の夕日”に出てくるような昭和臭さと江戸時代の建物が入り混じる、風格のある街並みを楽しめます。

八町王路商店街を走る
八町王路商店街を抜けると、臼杵城址(臼杵公園)が目の前に見えてきますので、今回はその脇道を抜けて行きます。

臼杵城址前
万年渓を渡り、県道217号に入ると左手に臼杵造船所が見えてきます。大型クレーンが頭上をノッソノッソと動いていたり、大型トラックがガンガン出入りしているだけでこの辺りは走っていても全く面白みを感じません。。

県道217号 臼杵造船所前
臼杵市から佐伯市にかけてリアス式海岸の水深が深い良港に恵まれているため、豊後水道沿いは造船業が盛ん。市内から自転車でオーシャンロードを走ると、必ず1箇所は造船所に出くわします。
臼杵造船所あたりを過ぎても、大型トラックとはポツポツ出会います。夏の時期は周りの草木がすくすく成長しすぎて道路まで浸食してきていて道がさらに狭く感じます。

県道217号 板知屋付近、道が狭い
臼杵市内から自転車で15分も走れば、下の写真のように開けてきます。この自然豊かな環境が身近にあることが、この地域に住んでいる特権ともいえるでしょう。

板知屋地域を過ぎた後に開ける海
ここが今回のコースの一番大きな分岐ポイントになります。このまま真っすぐ進むと、津久見市内に入っていきます。今回は深江方面に向かうので左折していきます。

大泊地域分岐箇所
風成港から深江まで
今回のコースではかなり出現頻度の高い臼杵湾にポツンと浮かぶ津久見島は別名、月見島とも呼ばれています。
臼杵城からこの島と月を望む景観がすばらしい事から月見島と呼ばれていたものが変化したという。

津久見島と自転車フォトジェニック
途中に風成港(かざなしこう)付近を通るといつも気になる1本の松の木。

風成港付近
日暮れ時、この松とバックの海との景観がかなりフォトジェニック!つい自転車を止めて写真を撮りたくなってしまいます。

1本松とフォトジェ
深江港付近。この辺は車も自転車も人もほとんど通っていません。まさにオンリーワンの独走状態で走ることができます。

深江港付近
今回のコースで1箇所だけ通らなければならないトンネル。でもほとんど車は通っていませんので、安心して通過できます。また、夏の時期であればこのトンネルの中は天然の送風機になってくれます。

深浦トンネル
深浦トンネルを過ぎると、最後に少し傾斜のある坂が待ち受けています。でも距離もそれほどなく、自転車を押して登れば楽勝でクリアできます。

深浦トンネル
アマビエ苔アートを堪能する
破磯付近の登り坂の途中数メートル手前から、壁面に何やら絵のようなものが描かれているのに気づきます。

破磯地区
はい。これが今回の目玉である苔アートです。

アマビエ

リュウグウノツカイ
縦横5~6メートルはあると思われる苔アート作品。壁面の高い場所の苔もきれいに削られており、ディテールにこだわった特に写真映えする作品です。
このほかに「コロナにまけるな」や「マスクをしましょう」などといったメッセージも彫られています。
まとめ
臼杵市内から深江地区のアマビエ苔アートの場所まで往復25kmで約2時間ぐらいのライドです。

夕方の深江港周辺
初心者がソロで走るには、終盤の深浦トンネル以降の坂が少々きつめかもしれませんが海沿いを走るので風が常に吹いているのと、トンネルに入ればは自然の送風と自然冷房の効いた空間に突入すれば体力が回復します。

深浦トンネル内
ただし、コース内では道が狭い箇所が多く点在しており車通りも多くはないですがありますので特に下り坂などでのスピードの出しすぎは注意が必要です。
また、自販機は各漁港などを通ればありますが、トイレなどの休憩所のような場所がないのが難点かもしれません。
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